ぽってりとした丸みのあるフォルムと、深みのあるブルーが魅力的。
注ぎ口も自然な曲線で、水切れが良く実用的。
アートピースのような存在感で、飾っても絵になります。

1950年後期から1960年中期、北欧ガラス生産の最盛期と言っていい年代に、iittala(イッタラ）社の名作であるiシリーズが誕生しました。
このシリーズの「i」マークロゴはiittala社のシンボルであり、このデザインを手掛けたのがフィンランドを代表するプロダクトデザイナー、Timo Sarpaneva(ティーモサルパネヴァ）です。
i-401はころんとしたフォルムにくちばしのような注ぎ口が特徴で、通称Bird Bottleの名で知られています。

Timo Sarpaneva（1926-2006）
フィンランド ヘルシンキ出身。
ガラス、陶器、鋳物、テキスタイルなどの素材やグラフィックアートの部門で英国王立芸術大学（RCA）、ヘルシンキ美術デザイン大学（UIAH）の名誉博士を務めるなど幅広い分野で活躍した。
1956年、ガラスコレクション“i-ライン”を発表し、翌年ミラノトリエンナーレでグランプリを獲得。
現在のイッタラ社のシンボルである「i」マークのロゴはサルパネヴァが手掛けたデザインとして知られています。
彼の作品の数々はニューヨークのメトロポリタン美術館、近代美術館を始め世界中の美術館に収蔵されており、「ガラスは“空間の材質”なので光にかざすには最も適した素材」と言葉を残しています。

	高さ	幅	坪口
ONE SIZE	17	12	2