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誰でも簡単!革靴のひもの通し方と結び方 ( 写真で解説 )

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革靴の紐って実は結び方によって印象が変わるの知ってましたか?
ビジネスシーンでは定番の革靴ですが、靴紐の通し方から結び方まで種類は様々。
紐の通し方によって見た目や革靴のフィット感も変わるので参考にしてみてください。


靴紐の通し方『シングル』

『シングル』の結び方は定番でフォーマルなシーンやビジネスシーンでもよく見られる結び方です。
上品な印象を与えてくれて、紐の調整も簡単なのでまずは『シングル』をマスターしよう

1. つま先側のレースホール①から紐を通して⑩ (履口側) へ靴紐を通す
※①側の紐を通していくため、必ず①から外側へ出ている紐が長くなるよう調整するのがポイント

2. ①の靴紐を靴の表側(羽根)にかぶさるよう上から②へ通し、③へ下から通す

3.「2.」と同じ工程で④に紐を通す

4. ④の紐を下から⑤へ通す

5. 「2.」と同じ工程で⑥に紐を通す、⑦へ下から通す

6. 同様の工程を繰り返し、最後に⑩の紐と結んで完成です

↓ 使用した革靴はこちら

Salvatore Rossi サルヴァトーレロッシ


靴紐の通し方『オーバーラップ』

『オーバーラップ』の結び方は羽根が広がりやすく、各穴で紐を緩めなくても簡単に羽根を広げることができるのが特徴。
紐をほどけば簡単にハネを開くことができるためフィット感を調整することができます。
編み上げて結んでいくため、スニーカー・登山靴でも用いられカジュアルな雰囲気に仕上がります。

1. 靴の表側(羽根)側より①②に靴紐をそれぞれ通していく
※①②ともに靴紐は均等な長さが出るように調整するのがポイント


2. ②から出ている靴紐を羽根の下の内側から③の穴へ通す。同様に①から出ている靴紐を内側から④の穴に通して羽根を覆うように紐を通す


3. 「2」通し方の繰り返しで④から出ている靴紐を⑤の穴へ通す。③から出ている靴紐を内側から⑥の穴へ通す


4. ⑥から出ている靴紐を⑦の穴へ通す。⑤から出ている靴紐を内側から⑧の穴へ通す


5. ⑧の紐を内側から⑨の穴へ通し、⑦の紐を同様に⑩の穴へ通す


6. 最後に出ている靴紐を結んで完成です

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靴紐の通し方『パラレル』

『パラレル』の特徴は紐の通し方の中で一番綺麗な印象かつ紐が緩みにくい結び方です。
左右均等に編み上げていくので安定性もあり長時間履く場合はこちらの『パラレル』がおすすめ。


1. つま先側のレースホール①から羽根の裏側を通るように④へ靴紐を通す
※④から外側へ出ている紐がやや長くなるよう調整するのがポイント


2. ①の靴紐を靴の表側(羽根)にかぶさるよう上から②へ通し、⑤へ下から通す


3. ④の靴紐を靴の表側(羽根)にかぶさるよう上から③へ通し、⑧へ下から通す


4.⑤の靴紐を靴の表側(羽根)にかぶさるよう上から⑥へ通し、⑨へ下から通す


5.⑧の靴紐を靴の表側(羽根)にかぶさるよう上から⑦へ通し、⑩へ下から通す


6. 最後に出ている靴紐を結んで完成です

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いくつか靴紐の通し方のバリュエーションをご紹介しました。
次は仕上げ紐の結び方をいくつかご紹介します。
王道の蝶々結びだけでなく、より靴紐がほどけにくい結び方の方法などこちらも必見です。


仕上げ紐の結び方『蝶々結び』

『蝶々結び』の結び方は革靴に関係なくベーシックな結び方ですよね。
仕上がりが縦になってしまったりベーシックな結び方でも案外難しい…
まずは汎用性の高い蝶々結びをマスターしよう!

1. 左側のレースホールから出ている靴紐が下になるように片結びをする

2. 片結びをした右側の紐を上に、左側の紐は下へ移動させる

3. 下から出ている紐で輪っかを作る

4. 右側の紐を、左側の紐で作った輪っかに巻きつける

5. 巻きつけた輪っかを3の紐の下にくぐらせながらさらに輪っかを作る

6. 左右の輪っかが均等になるようにしながら輪っかを引っ張る

7. 輪っかと出ている紐が均等になるように長さを調整する

8. 真横に蝶々結びが並べば完成です

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仕上げ紐の結び方『イアンノット』

『イアンノット』の結び方はスポーツ選手なども使用しているほど靴紐がほどけにくいことでこちもポピュラーな結び方です。

1. 左側のレースホールから出ている靴紐が下になるように片結びをする

2. 両方の紐で輪っかを作る

3. 右側の輪っかを内側から左側の輪っかに入れる

4. 左右の輪っかを交差する

5. 交差した輪っかを外側へ向かって引っ張っていく

6. 「1」で結んだ片結びが緩まないように注意しながら結ぶのがポイント

7. 輪っかと出ている紐が均等になるように長さを調整して完成です

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仕上げ紐の結び方『ベルルッティ』

『ベルルッティ』はイタリアの靴ブランド『BERLUTI(ベルルッティ)』のデザイナー「オルガ・ベルルッティ」が取り入れたのが始まり。
1番の特徴は2重で結ぶのでほどけにくく、洗練された印象に見えるのでビジネスシーンやフォーマルな場でもおすすめな結び方です。

1. 左側のレースホールから出ている靴紐が下になるように片結びをする

2. 左手でもっているシューレースをもう1度片結び部分に外側から巻きつける

3. 左右の紐を外側へ引っ張る

4. 右側の紐で輪っかを作り、左側の紐で作った輪っかに巻きつける(蝶々結びと工程は同様)

5. 左右の紐を軽く外側へ引っ張る(蝶々結びと工程は同様)

6. 最後まで引っ張る前に右手に持っている輪っかを、外側から蝶々結びへ巻きつける

7. 巻きつけた紐を外側へ引っ張る

8. 左右の紐を強めに外側へ引っ張る

9. 輪っかと出ている紐の長さを適度に調整

10. 二重で結び目が確認できれば完成です

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まとめ

ビジネスシーンやフォーマルシーンで必要不可欠な革靴。
靴紐の結び方で印象も変わり、簡単に取り入れることができるので試してみてください。


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