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KuToo Collection | 石川優実

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  • 女性に対する職場でのヒール・パンプス着用の義務付けがない世の中にするため、
    グラビア女優の石川優実さんを中心に、賛同の輪が広がる「#KuToo」。

    #KuToo COLLECTIONでは、石川優実さんとLOCONDOが、
    靴とファッションを通して、女性の働きやすい環境づくりをお手伝いします。

    #KuTooとは・・・職場でハイヒールやパンプスの着用を義務づけられていることに反対する社会運動

    COORDINATE #KuToo

    オフィスコーデでもフラットシューズを合わせて、負担を減らしたおしゃれなコーデが楽しめます。
    (モデル:石川優実 [インタビュー])

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    ITEM #KuToo

    ビジネスシーンに合うシューズカテゴリ

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    INTERVIEW #石川優実

    『日常に隠れた理不尽に気づいてほしい。』
    - ジェンダー平等な将来を目指して。

    『#KuToo』をかかげ、誰もが快適に楽しく働ける社会を目指して社会活動を行う、石川優実。
    SNS上でムーブメント起こし、#KuTooに賛同する署名も30,000を超えた(2019年9月現在)。賛同も増えていく中、批判の声もあり、今なお力強く進み続ける石川優実に#KuTooへの想いを語っていただきました。

    石川優実

    Profile

    石川 優実 (いしかわ ゆみ)
    1987年1月1日、愛知県に生まれる。
    2004年に芸能界デビューをし、グラビアで活躍。
    舞台や映画にも出演し、2014年には映画で主演を務める。
    日本での「#MeToo」運動に参加し、2019年より「#KuToo」運動を展開している。

    #KuTooについて、活動内容をお伺いできますか。

    ヒールやパンプスの着用を義務付けられている会社があります。そういったヒールやパンプスの義務付けに反対するための活動をしています。

    今の法律だと、「パンプスを履いてこなかったらクビにする」ということを禁止する法律はあるんですが、「ヒールやパンプスを義務付ける」こと自体を禁止する法律がないんです。そこを何とか禁止できるような法律を作ってほしいと思っています。
    そのためにオンライン上の署名ページで署名を集めて、厚生労働省に要望を出すということをやっています。

    あとは、SNSを使ったり、インタビューをたくさん受けて、新聞とか色々な媒体で取り扱ってもらって、より多くの人に知ってもらうっていうことを活動としてやっています。

    #KuTooの活動で、6月に署名と要望書を提出されていましたが、その頃の反響はいかがでしたか?

    署名を提出してから世間に#KuTooのことがすごい広がって、そこで賛同者が一気に増えて、30,000人を超えました。
    就活生の方とか、パンプスを履いて働いてる方は、「やっぱり自分もそう思ってた」「パンプスの義務付けがなくなったらいいなって思いました」っていう感じで賛同してくれましたね。

    あとはパンプスが痛いとは知らなかった男性からも「よくよく考えたらそりゃ痛いよね。だって、つま先で立ってるようなもんだもんね」って言ってくれて。それを知ったうえで「変えていかないといけないですよね」って言ってくださる男性とかも多かったですね。

    #KuTooの活動を始めたきっかけは何ですか?

    石川優実

    私18歳の時から1年だけ観光の専門学校に行ってたんですよ。
    夏休みに1か月くらい泊まり込みでホテルでのアルバイト研修があったんです。そこで初めてパンプスっていうものを履かされて、8時間立ちっぱなしで仕事をさせられて、もうホテル業は絶対無理だってなって観光の専門学校をやめたんです。

    そこから私はずっとパンプスを履かなければいけないバイトは避けてきました。
    数年後に、芸能活動の副業として新しく葬儀の仕事を始めて、研修の時に「どういう格好で行けばいいですか」って聞いたら、「パンプス」って言われて。
    「ああ、そうだったパンプスを履かなければいけない仕事ってあるんだった」と思い出して。

    ヒールの高さは5-7cmが目安って働き始める際にもらったハンドブックの服装規定に書いてあって、最初は5cmくらいのパンプスを履いたんですけど、新しい環境の慣れない状況の中で、足もめっちゃ痛くて、たぶんこのままだったら、パンプスが理由でまた仕事を辞めたくなるなと思って、ちょっと内緒で、2-3cmのものにして、なんとか過ごしていました。

    でも、観光の専門学校の時も、葬儀屋の仕事の時も、当時は「自分がパンプスから逃げよう」という考えしかなかったんです。
    ただ、ちょうど今から1年位前に、ジェンダーの問題(※)に興味を持ち始めて、学んで、男女の“履いているものの違い”にも着目するようになりました。今まではパンプスの義務付けは仕方ないものと諦めてきてしまっていたけど、これもジェンダーの問題にあてはまるのではないか、と気づけたんですね。
    それで、「靴に関する制度、仕組み、マナー自体を変えたいな」って思うようになり、#KuTooの活動をはじめました。
    ※社会的・文化的な性別(ジェンダー)にもとづく偏見や、男女の雇用・賃金格差といった経済的な不平等に関する問題

    活動の中で、批判に対しても頻繁にコメントされている印象があるのですが。

    私、いつもツイッターで怒ってるんですけど、怒りたくて怒っているってのがあって。ただの悪絡みみたいな人にも結構反応して、返信するんです。
    そういう人もいるよってことを見せたくて、自分的には意図があってやっているところがあるんです。

    「意図があって怒ってる」とは?

    石川優実

    怒れない人って多いと思うんですよ。自分で怒らないことを選んでいる人ももちろんいると思うんですけど、本当は怒りたいけど怒れない人もいると思ってて。女性の場合だと、「怒るとモテないよ」って言われたりとか、「ヒステリーだ」とか、「生理中なのか」とか言われたりするので、そういうのを気にして言い返したり、自分の意見言ったりするっていうことを避けてる人がいると思うんですよね。

    ですが、言いたい人は言ってもいいんじゃないかって思うんです。
    私が“怒るモデル”みたいなものを見せることによって、ちょっと怒ってみようかなって思える人が出て来たら嬉しいなと思ってやってます。
    怒る人が増えれば、今までの色々な理不尽なことがちゃんと可視化されて、少しずつ社会の仕組みみたいなものが変わっていくんじゃないかなとは思います。ジェンダーが平等になるために、怒りたい人には怒って欲しいと思いますね。
    あと、みんなが怒れば、「怒るとモテないよ」とかいう風潮もなくなる気がします、みんな怒ってたら(笑)。怒るのが当たり前みたいになれば、物事がどんどん良くなっていくんじゃないかなって思いますね。

    昔から、怒ったり言い返したりする性格だったのですか?

    いや、言わなかったんですよ。ずっと。
    グラビアをやっている時も、言い返しちゃいけないと思っていました。芸能の仕事をしている人って、そういうことを言い返すのがダサいっていう風潮があると思うんですよね。「有名人なんだから」みたいこと言われますし。なのでやっぱり言わなかったんですよ。

    でも、ジェンダーやフェミニズムの問題を勉強し始めて、「一方的に容姿を悪く言われるのとかって、言ってるあっちが悪いよな」って思って。そもそも「人の生まれ持ったものにごちゃごちゃいうこと自体が悪いこと」ということを知ったので、そこから言えるようになったって感じですね。

    以前と、怒る様になった今を比べて、ご自身に変化はありましたか?

    そうですね。言えるようになってからすごい楽だし、ツイッターでブスとか言われても、「そうだな自分はブスだから」とか前は思ってたんですが、今は思わなくなったので、自分のこと好きになったかなって感じがしますね。

    侮辱的な言葉を飛ばされると、見た瞬間とかは普通に落ち込んでますけど、言い返してスッキリして、次の日には大体は解決するかなって(笑)。

    改めてこの活動を通して、女性に伝えたいことはありますか?

    石川優実

    自分が芸能界でグラビアの仕事とかをしてきた中で、セクハラとか性暴力のようなことがあったんですが、そういうものは芸能界に限らず、結構世の中にありふれているなと思ったんです。

    そして、それにまず気づいてもない人が多いと思うんですよね。これがセクハラなのかとか、これがもしかしたら法で裁かれるような性犯罪になるのかもしれないとか。そういう知識自体がなくて、本人も我慢するべきと思ってる人ってすごく多いと思っていて、まず、気づくことから始めないといけないなと思っています。

    #KuTooの問題も、根底に男はこれを履くもの、女はこれを履くものっていう意識がある上での問題だと思うんです。
    日常の中で「これが何か性差別に当たる可能性があるのか」みたいなことちょっとでも気にするようにしてもらえたら嬉しいなと思ってますね。

    最後に、#KuTooで目指していることをもう一度お伺いできますか。

    はい。男女が同じ条件で働くことができるっていうところを目指していますね。 なので、ひとつは“男性の履いているような革靴を女性も選択することができる”、ということ。もうひとつは、男性でももしかしたらヒールを履きたい人がいるかもしれないので、将来的にはそういう方がヒールを履く権利というのも、できたらいいなとは思っていますね。

    そのために、やっぱり企業さんが率先して、「うちはパンプスじゃなくて全然大丈夫ですよ。」と表明してくれるようなことが起きてくるといいなと思いますね。そして、表明した会社に対して、みんなも褒め称えるといいと思うんですよね。
    ジェンダー問題に関してもちゃんと考えているところだし、従業員の健康のことも考えているところだし、絶対やったほうが印象が上がると思うんですよ。

    そしたら、どの性別だったとしても、みんな同じだけ選択肢があるっていう状態が当たり前な社会になっていくんじゃないかなって思います。
    勝手に他人が女らしいとか男らしいっていうのを押し付けることがないような社会になっていくことを望んでますね。